カスタムレポートは自分の知りたい数値だけを抽出してくれる優れもの
グーグルアナリティクスにログインしたら、自社のアドレスをクリックし、上部に位置するオレンジ色のナビゲーションバーの「カスタマイズ」を選択してください。
ここではページをアクセスの多い順に並べ、各ページがどんなキーワードで調べられているかを抽出させます。
▼作成方法
1、 「新しいカスタムレポート」を選択
2、 「タイトル」を記入
例:1ヶ月間、どこのページに一番アクセスされているか?また、そのキーワードは?
3、 「指標を追加」を4つ選択
↓ユーザー項目
●ページ別訪問数
●直帰率
●平均ページ滞在時間
※指標を探すのが大変な場合、虫眼鏡マークの検索ボックスから、言葉を入力し抽出してください。
4、「ディメンションの追加」を3つ選択
↓行動
●ページタイトル
↓広告
●キーワード
↓集客
●参照元メディア
※その他の項目が必要であれば、自由に設定してください。
5、「保存」して終了です
左側カテゴリの「カスタムレポート」→「サマリー」に表示されていればOKです。
次回は設定したデータを実際に閲覧し、仮説をたてます。
カスタムレポートを活用してページを改良する
それでは先日設定したデータを実際に見てみることにします。
左カテゴリの「カスタムレポート」→「サマリー」から作成したタイトルを選択してください。アクセスの多い順にページタイトルが羅列されているはずです。訪問者の内容は、見込み客・通りすがりの人・知り合い・情報収集のための人・競合の事業者など、さまざまです。まずはお客様の流入経路を把握します。
▼手順は以下の通り
1、 右下に表示されている行数を50以上に設定してください。
2、 タイトルのどれかをクリックしてください。
3、 そのページにどんなキーワードで訪れているかが一目で理解できます。
この結果を見て、なるほど~で終わってしまうのか、さらに改良を重ねていくのか、生かすも殺すも担当者次第です。ネットで業績を上げている会社は、実験→仮説→検証を繰り返しています。
アクセスの多いキーワードを実際に検索エンジンで調べて、検索順位を確認してください。上位でなければ、アクセスを増やせるチャンスです。新たにページを増やしてアクセスを向上させるよりも、まずはキーワードのニーズを見極めることに集中します。
さらにそのページは意外な言葉で調べられているはずです。その組み合わせがお客様の悩みですから、それを解決する文を追加したり、大きなテーマであれば、新たにページを作っていく施策を講じます。ツリー上にページを構築していくことで、そのキーワードのパイオニアになれます。それが大きな市場への道筋となり、必ずチャンスが巡ってきます。サイトのニーズを知り、手直ししていくことで、少しづつアクセスは増加していきます。