─ サイト解析メモ ─

指標づくり

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〇ごあいさつ

はじめまして、コサカ制作代表の小坂と申します。弊社はHP制作とお茶の小売りの二本柱で切り盛りしてます。もともと通販サイトを運営しており、その経験から不動産屋さんのサイト立ち上げを任されました。当初安易に引き受け何とかなると準備なしに引き受けました。ですがそんな簡単なことじゃなかった。非効率な情報収集・コーポレートの考え方など、物販の見せ方にしみついており、どうにもシックリこない。物件紹介が目的じゃなかったので、コーポレートの本質が問われることも分かってなかった。結果、状況を打ち明け、失敗するわけですが、それを機に「制作の仕事」と本気で向き合うようになりました。社長には納期を伸ばしてもらい、サイトデザイン・ユーザアビリティ・構成などの書籍を読み漁り、何とか完成までこぎつけました。今はお茶通販で培ったサービス業の思考が制作側のロジックと融合され、いい感じです。HP制作は携帯電話や不動産などのインフラ事業に似ていて、作ったあと、サービス業の視点で魅力的な提案ができるかが肝になるからです。
それとクライアントさんとの距離の近さを感じます。思い出すのは、お茶屋がメインだったネット黎明期。投書箱ページを設け、意見を頂戴しながら改良するプロセスは楽しかった。手書きのお手紙やはがきは涙もので本当にありがたかったです。このときの共存共栄の精神が今につながっています。クライアントさんあっての現状ですので、持ちつ持たれつ還元できれば最高です。
うちは高齢者向けのホームページ会社なんだと。たとえば定年を迎え、新たにビジネスを起こしたい方など、そこを目指すべきだと感じました。
インフラという括りですと今後もそういえば、お茶屋のネット黎明期、投書箱ページを設け、意見を頂戴しながら運営していた。お電話で助言をいただいたり、手書きのお手紙やはがきは、人生の先輩ばかりでした。このときの共存共栄の精神が今も引き継がれています。クライアントさんあっての現状ですので、持ちつ持たれつ還元できれば最高です。

経営者まなび
 

カスタムレポートは自分の知りたい数値だけを抽出してくれる優れもの
 
グーグルアナリティクスにログインしたら、自社のアドレスをクリックし、上部に位置するオレンジ色のナビゲーションバーの「カスタマイズ」を選択してください。
 
ここではページをアクセスの多い順に並べ、各ページがどんなキーワードで調べられているかを抽出させます。

▼作成方法
 
1、 「新しいカスタムレポート」を選択
 
2、 「タイトル」を記入
例:1ヶ月間、どこのページに一番アクセスされているか?また、そのキーワードは?
 
3、 「指標を追加」を4つ選択

↓ユーザー項目
●ページ別訪問数
●直帰率
●平均ページ滞在時間
※指標を探すのが大変な場合、虫眼鏡マークの検索ボックスから、言葉を入力し抽出してください。
 
4、「ディメンションの追加」を3つ選択
↓行動
●ページタイトル
↓広告
●キーワード
↓集客
●参照元メディア
※その他の項目が必要であれば、自由に設定してください。
 
5、「保存」して終了です
左側カテゴリの「カスタムレポート」→「サマリー」に表示されていればOKです。

次回は設定したデータを実際に閲覧し、仮説をたてます。
 

カスタムレポートを活用してページを改良する

 
それでは先日設定したデータを実際に見てみることにします。
左カテゴリの「カスタムレポート」→「サマリー」から作成したタイトルを選択してください。アクセスの多い順にページタイトルが羅列されているはずです。訪問者の内容は、見込み客・通りすがりの人・知り合い・情報収集のための人・競合の事業者など、さまざまです。まずはお客様の流入経路を把握します。

▼手順は以下の通り

1、 右下に表示されている行数を50以上に設定してください。

2、 タイトルのどれかをクリックしてください。

3、 そのページにどんなキーワードで訪れているかが一目で理解できます。

この結果を見て、なるほど~で終わってしまうのか、さらに改良を重ねていくのか、生かすも殺すも担当者次第です。ネットで業績を上げている会社は、実験→仮説→検証を繰り返しています。
アクセスの多いキーワードを実際に検索エンジンで調べて、検索順位を確認してください。上位でなければ、アクセスを増やせるチャンスです。新たにページを増やしてアクセスを向上させるよりも、まずはキーワードのニーズを見極めることに集中します。

さらにそのページは意外な言葉で調べられているはずです。その組み合わせがお客様の悩みですから、それを解決する文を追加したり、大きなテーマであれば、新たにページを作っていく施策を講じます。ツリー上にページを構築していくことで、そのキーワードのパイオニアになれます。それが大きな市場への道筋となり、必ずチャンスが巡ってきます。サイトのニーズを知り、手直ししていくことで、少しづつアクセスは増加していきます。

 
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