最後に、どうやってその悩みや問題を解決するのか?その方法や手順など、答えを明示します。分かりやすいのが、アフィリエイト機能。商品ページにリンクを張り、答えを提示します。
ポイントは提案のバリエーション。このクオリティがライバルサイトとの差別化になり、成約率向上につながります。こればかりは経験がもの言うので、事例数を増やすなど、提案が成熟するまで改善し続けてください。とりあえずは、サイトの落としどころ(ゴール)をサイトに埋め込むことを忘れないでください。

WEB上に自分の意見(提案)を書く意味とは
そもそも何で経験したことを自分の言葉にして提案しなければならないのか?もちろん問題解決を通して、ページにアクセスしてもらうのが主ですが、それよりも自分が成長するため。それを通し、現状よりも良いものを作ってもらい、未来に進んでもらえるメッセージなのではないでしょうか。現状維持ではなく、常に提案し続けていく。これこそ経営者の役割で、会社を継続させるために不可欠だと思います。
そもそも提案とはどういうことか
提案とは何かを勧めることで意見の結論にすること。
事実に基づいて推奨する
時間は有限です。例えば、自分の経験を埋もらせておくのはもったいないですよね。何かにチャレンジしたとして、もし失敗し、時間とお金を無駄にした。自分の経験を武器に事実ベースで語ることが、一番相手に推奨しやすいです。
問題点を浮き彫りにし改善する
今あるものをどうやって良いものに昇華させるか。悪いと指摘するのではなく、それを修正して次につなげることはできないのか。ただの文句にしない。そのために問題や悩みを明確にしたわけじゃないですか。改善ができないということは、問題点が活かせていないということになります。
守るべきもの認識し切り捨てる
改善と違い、問題自体(荒療治)をなくしてしまう。問題の根本を断ち切ってしまい、切り捨ててしまおうという考えです。ただ切り捨てるだけでなく、新しい考えをセットに提案すること。すべてを切り捨てるのではなく、残さなくてはならないものが何かを理解しておく自分の価値観が大事。例えば、代替わりですべて切り捨てるのは簡単だけど、その中に価値のあるものを残して引き継ぐのは難しいところですよね。
提案する際に意識していること
提案するときに心がけているのは、相手にどういう風になってもらいたいのかを意識してもらうことです。提案して明日につながる何か、メッセージ性が強いものであれば正解のような気がします。そのときの読者の気持ちを思いやり、どんな気持ちになってもらうか、相手の気持ちに寄り添い、同じ気持ちになってもらえる投げかけを意識してみてはいかがでしょうか。
「はじめての制作発注」コンテンツは問題解決する場
「はじめての制作発注」コンテンツではホームページをはじめて作る人がどういった疑問を持って、制作会社に相談しているのかを解決するコンテンツです。予備知識がない社長さんなどは、専門知識がないと足元を見られるんじゃないかと、相談することに不安を感じる方もいらっしゃいます。そのためヒアリングの中で小さな質問をメモしておき、Q&A集やコンテンツで問題解決しています。
最後に提案して投げっぱなしではなくどういう風になってもらいたいかの未来とリンク
例えば、はじめてホームページを作る人のほとんどは、方向性が導き出されていません。うちも制作の提案をするわけですが、その前の状態、自分の方向性を確立することが、ホームページを作るはじめの一歩なわけです。そのためにこういった制作法をとり、運営していく基盤を作ってもらいます。その気づきの感情の変化はヒアリングをしていて分かります。相手の理解度は増し、晴れ晴れしく、やる気がみなぎっているのを感じます。「納得」+「感情」が人を動かす源泉なのではないでしょうか。