商材とマーケットとの相性
2011年あたりからでしょうか、ビックデータという言葉を目にすることが多くなりました。大手企業の課題はこのビックデータを使いこなせるかどうかのようです。実際にカルフォルニア大学やスタンフォード大学では、カンファレンスが盛んに行われているそうで、これはスキルとしての需要増加を表しています。
零細企業にはそんな話、関係ないよ!と思われるかも知れませんが、ネットで商売するとは、情報を知り活用することも含まれます。
WEBサイトの評価は作ってすぐには分かりません。効果があるかないかは、テレビの視聴率と同じで、画像・言葉・動画がどれだけの人に見られていて、共感してもらっているかだと思います。それにはどれくらいの人がサイトに訪れてくれて、どこをクリックしているのかを数値化させ、評価基準を作る必要があります。それをもとに検証し、目標を達成するにはどうすればよいかを考えることが成功への近道です。
ここでいう検証とは、指標を作り、情報を集め、それを活用する。
ネットで行う解析ですと、なにやら勝手に情報を集めてくれるイメージが優先されます。アナリティクスは基本何もしれてくれません。何を読み取たいのか、どんな情報を得たいのか?企業に合わせた設定が必要です。なので零細企業にとって、挑戦しようと思っても、よっぽどの変わり者か、好奇心豊かな経営者でないと、最初の一歩を踏み出すのは難しいと感じました。さらにその情報を分析し、自社に活用できるアイデアを生み出さなければ宝の持ち腐れになってしまいます。そこも制作同様、共同作業で補っていこうと思っています。
グーグルアカウントを取得し、アナリティクスにログインすると、ドカッと見かけない用語や英語・折れ線グラフが現れ、何をしていいのか検討もつきませんでした。後日、コツコツと用語を調べ、グーグルのルールに沿って操作方法を確認していきました。3日ぐらい経ち、やっと操作方法にも慣れてきました。これ以上機能を確かめていくのは、時間がもったいないので、あらかじめ目的を決め、条件を設定することにしました。
▼調べたいことはおおまかに3つ
1、サイト全体の導線内容・滞在時間・
2、どんなキーワードで訪れていただいているのか、目的ページとのマッチング
3、どんな地域から訪れている人が多いか?
4、目的ページのクリック率
ホームページ全体で1ヶ月間、どんなキーワードでどのページにどれくらいの人が訪れているのか?ページビュー・訪問者数・直帰率・滞在時間をヒントに仮説をたてます。それには条件を設定し、カスタムレポートを作成する作業が必要になります。一度設定してしまえば、知りたいことを瞬時に確認できるので、すごく便利です。
数値化させホームページの問題点を見つけ、その数値をもとに改善していく。目標を達成できない原因を解析結果から導き出さなくてはなりません。まずはホームページの現状をきちんと把握し売れない原因がどこにあるか突き止めるために
明日からカスタムレポートの作成に移りたいと思います
近年、閲覧者のインターネットリテラシーの向上で広告は認識するけどクリックしない傾向が高まっています。ヤフーさんを開くと画面の3分の1が広告だったりして、ユーザーさんに目的を達成してもらうためのユーザアビリティを含め、課題は多いですが、ホームページは一生残るものですので、気長に改善していきたいです。それをアシストするその前のクリックやその前の広告接触を評価するような考え方を重視しています。