自分なりの整理方法を見つけ、再提示

検索エンジン集客に対応したサイト設計

ページが増え、情報にアクセスしやすいトップページの質問を受けました。結果、WordPress構築で対応できませんでしたが、ご自身で改善できる点を考えました。
事業は出張リハビリサービスを展開されており、サイトを拝見したところ、リハビリ方法を立証する記事・サービス概要・疑問解消など50ページ程度ありました。目的に合うWordPressテンプレートを探すわけですが、カテゴリーやページをどう配置していくかが問題。

分かりやすくしてほしい

─整理整頓でサイトの構造が見えてくる

 

カテゴライズが不鮮明で、メリハリがないトップぺーじでした。
 

・カテゴリ名の定義が曖昧
・カテゴリ内に無関係の情報が混在

 
情報に特徴を出し、見分けやすくします。また読者と検索エンジンに向けた構成が求められます。そこでまずは50ページを一目で俯瞰できるサイトマップ作成をおすすめしました。

情報のカテゴライズ化とは

サイト運営をたどる上で、情報の整理整頓にぶつかります。部屋を借りて物が増えていく過程と一緒です。物を種類別に分類し、棚や箱に入れ、見える場所に置く。
ページを分かりやすい言葉で括り、目立つ場所に掲示する。それだけですが、コツがあります。
 

サイトマップを作るメリット

サイト構成が一目で分かります。自分は何ついて書いているのか、階層を確認する下書きとお考えください。
 

検索エンジンのどの言葉で表示させたいかセットで考える

どの言葉(タイトル)に向けて、ページを提供するかで、検索結果が変わります。

具体的な改善の仕方

1、記事をカテゴリ別に分ける

ここでのカテゴリ名は検索エンジンの第2キーワードに該当。弊社なら「ホームページ制作」が第一キーワード」で「料金」が第2キーワードでカテゴリ分けできます。「料金」は読者の大切なニーズです。それを理解しているから、料金をカテゴリとした記事を書くのです。また「価格」など、言葉のチョイスでアクセスも変わってきます。
最後に第3キーワードですが。ホームページ制作ですと、スマホ対応・リニューアル・更新業務など、種類がありますよね、その料金ページを網羅するだけです。このようにニーズを細かく分解できれば、記事の方向性で迷うことはなくなるでしょう。
 
LinkIcon カテゴライズ化の参考例
 

2、リンクの配置を見直す

第2キーワードを、ページのどこに配置しましょう。検索エンジンはテキストを重視するので、テキストでリンクしてください。また、メニューに組み込むなど、すべてのページで表示してください。
 
第3キーワードに当たる記事そのものですが、グーグルが見つけやすいように、トップから最低2クリックで辿り着ける場所でリンクしてください。例えば「1、トップ→2、カテゴリページ→3、記事」または「1、トップ→2、サイトマップ→3、記事」のような配置です。
 
ここで第2キーワードの名称が意味を持ちます。この名称の情報を網羅することで、第2キーワードの信憑性が上がります。紐づけされている記事が豊富なら、第2キーワードの信憑性が上げります
信憑性を上げるために第3キーワードの記事が意味を持ちます。
 

3、ページを最適化する

ページ最適化=SEO対策に適したソースでページを作る。グーグルが理解しやすいようにSEOの基本となる、タイトル・H1・H2タグをそれぞれ設置してください。タグには上位表示させたいキーワードが入ればなお良しです。

まとめ

記事の修正は常に必要ですが、早い段階で順位が変動すれば儲けものです。というもの、検索エンジンは約20年前に構築され、そのころから対策しているページは存在します。キーワードの位置取り合戦は成熟期に入り、アクセスの高いキーワードは、参入が難しい状況です。まずは改善してみて、自社ページの立ち位置を把握してください。どうしても希望のキーワードで順位を上げたいなら、記事の文字数増加、タグのさらなる見直し、検索エンジン内におけるポジショニングの変更など、グーグルの評価を上げる作業が必要です。常に順位を気にすることで、市場の傾向・ライバル動向もつかめますので、ぜひ取り組み続けてみてください。
 
この悩みを持つということはネットビジネスにある程度精通している方ですよね。記事を増やしている最中だと思いますし、ここが踏ん張りどころです。ただ、ネットビに常に情報を把握しながら進めるようにしてください。わたしも気を付けます。ひとやすみひとやすみ

 
 
 
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