潜在ニーズを取り込む不動産屋さん

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本日、立会川駅前のサイン・アップさんにお伺いました。粕谷社長とは、かれこれ15年の付き合い。友人の紹介で賃貸物件を仲介してもらったのがきっかけでした。不動産屋とお茶屋という異色のコンビが斬新なアイデアを生み出します。こういった間柄になれたのは、やはり、粕谷さんの人柄に尽きるのではないでしょうか。賃貸契約した際もデメリットをしっかり指摘してくれました。社長は企業理念の中で「縁を育む会社」を作っていきたいと語っています。関係者すべてと平等で付き合っていきたい‥そんな想いなんだと思います。

(10年前、とある日)


昨日はサイン・アップの粕谷さんと一杯飲みに行きました。彼は基本ひとりで切り盛りしているのですが、来週からアルバイトさんを雇うことにしたそうです。もし私だったら一人でやった方が経費も節減できるし、雇う必要はないと判断したと思います。
そこで、なぜ雇うのか聞いてみました。不動産屋さんは店舗で成り立っています。ネットで集客したとしても、来店してくれないと商売にならない。ひとりだと物件案内や営業している間、店舗は無人になります。もし無人の時に来店された場合、もしかしたら、その売上があったかもしれない。大きな可能性を諦めてしまう。粕谷さんは経費どうこうではなく、大きなパイで物事を考えたのです。これは見習らねばなりません。わたしの場合、ネット販売に集中するあまり、心のどこかで店売りを放棄していたかもしれません。時間配分が間違っていた。1日1時間でも店舗売上向上の努力をする。そんなことを再確認したしだいです。
 

─番外編

サイン・アップさんでは「住み慣れた家への思い入れをイラストにする企画」を売却ページで展開しています。数年前から物件のセールスポイントをイラストで表現。店舗広告やチラシに活用しています。きっかけはイラストが趣味の工業デザイナーさんからの売却依頼で「自分の家のセールスポイントをイラストで説明したい」と提案があったこと。住んだ人にしか分からないセールスポイントが盛り込まれており、結果的に1ヶ月弱で成約できたそうです。今後もサービスとして続けていけたらとおっしゃっていました。

 
 
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