思考方法

検索キーワード連想ゲーム

Last updated 2024-09-26

視聴者の知りたい情報を集め、調査して疑問に答える

40年程前、TBSでベストテンという歌番組がありました。黒柳さんと久米さん司会で、印象深かったのは、歌う直前に、松下アナウンサーが歌手やバンドの情報を時間内に読み上げる臨場感です。その情報の手助けになったのは、視聴者から寄せられたはがき(疑問やニーズ)だったそうです。歌手が都合がつかずスタジオに現れなかったのも、歌うことがメインじゃなく、ランキングという情報番組の立ち位置を貫いた結果。偏った見方をすると、視聴者の疑問に答えるための番組だったとも言えます。他局の歌番組と違って見えたのは、これなんだと実感できました。
 

キーワード抽出から文章作成準備までの流れ

1、キーワード調査・抽出作業

2、キーワード傾向の見極め

3、競合他社の文章をチェックし、書くイメージを広げる

【1】キーワード調査・抽出作業

検索キーワード=ニーズなので、書く前にキーワードを決めておけば興味が保たれます。まずラッコキーワード(https://www.related-keywords.com)という優良なリサーチサイトがあるので、そちらを活用します。たとえば、弊社の第1キーワード「ホームページ制作」を入力すると、それに関連するキーワードが複数抽出されます。それをCSVダウンロードし、印刷して全体を見渡してください。それで自分と関連の深いキーワードに線を引いてください。
 

【2】キーワードの傾向を見極める

 

第1キーワードをウォンツ(目的)とすると、第2キーワードはニーズ。

 
▼第2キーワード抽出結果

会社・個人・地名・相場・自分で・補助金・無料・料金・契約書・バイト・ワードプレス・勉強・ソフト・弁護士(業界名)・ページ・実績・10万(直接金額を打つ)

 
それぞれの言葉を大別すると‥組織、お金、場所、HP制作法、HP制作資料、HP制作スキル
 
うちはHP制作を発注してもらいたいので、お金・場所・組織のニーズが合いそうです。その疑問やニーズに答えるページを作りました。その他は、制作側の悩みなので省きました。 
 

同意語キーワードもカバー

言葉の意味は同じでも世代で言い方が違うなど、言葉をカバーしてください。
 

その他、気になるキーワードは別切り口で確保

独立・依頼・見積り・外注・代行

 
上記は発注に関連しているので押さえました。また遠方からの閲覧は成約の確率を下げます。キーワードの方向性はそのままに、地域密着の大田区というキーワードを全ページで補完しました。
 
 

【3】競合の文章チェックをし、書くイメージを広げる

書けそうキーワードが決まったら、そのキーワードを実際にググってください。上位3つくらい読み比べ、伝えたい本質は何か、差別化できる点を探してください。視点を広げれば、書くイメージが湧いてくると思います。
 
何となしに書く準備は整ったでしょうか。
 
問題解決キーワードでのサイト流入は、目的ありきなので、閲覧者の質が高いです。上位表示できれば、成約の可能性が高いので、制作のモチベーションにつながります。ひとりブレストのしすぎに注意し作業いただければ幸いです。

 
 
 
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